防災出前出張に参加しました
3月10日
福井市連絡協議会が主催のKIZUNADAY(キズナデイ)の活動「防災出前授業」に28団も参加しました。
キズナデイとはガールスカウトが「3月11日東日本大震災を忘れない」という気持ちを持ち、
防災意識を高めようという日です。
毎年、3月11日に近い日程で開催しています。
今回はジュニア以上はDIG訓練、ブラウニー以下は防災クイズを体験しました。
●ジュニア・シニア
8グループに分かれて、福井駅周辺の地図の上に、道路、水路、避難場所、避難所、
人を助けるために必要な道具がある場所・・・など、様々な条件のものがどこにあるかを、
グループで話し合いながらマジックで塗ったり、シールを貼ったりしていきました。
その後、「3月10日午前8時30分、マグニチュード7以上の大きな地震が発生しました」という想定のもと、時系列に「今、自分は何をするか」をグループ内で一人ずつ話していきました。
「逃げようとした時、目の前に子どもが怪我をして泣いています。血が出ているようです。あなたはどうしますか?」
というようないくつかの想定シーンが問題として出され、
それぞれに「今、自分は何をするか」「何が一番大切な選択か」を考えていきました。
途中で、グループでの話し合いを発表する時間があり、
司会の方が「誰か発表したい人はいますか?」と言うと、あちこちで手があがり、
28団のスカウトも積極的に発表してくれました。
28団は日頃から防災の活動を取り入れているので、意識が高いなぁと感じました。
司会の方も参加者たちの防災意識の高さにびっくりしていました。
●ブラウニー
最初は防災○×クイズでした。
いくつかの質問に対して、○の方と×の方に全員が移動して答え合わせをします。
次に、グループに分かれて、いろいろな道具のカードを広げ、問題の答えを話し合いながら決めていきました。
「地震がおきて、停電になってしまいました。道具カードの中から1つだけ、一番大事だと思うものを選んでください。」
などといった問題が出され、2分間の話し合いで道具を選んでいきます。
そして選んだ道具、その理由を手を上げて発表していきました。
ブラウニーたちも積極的に自分の意見を言うことができました。
日頃の防災の勉強が自信になっているように感じました。
最後は合同で友情の輪をして活動を終了しました。
終了後、28団だけでサムシングレッド(赤いリボン)をつけて写真撮影。
KIZUNADAY(キズナデイ)を忘れないと意思表示しました。