野草天ぷらを食べよう!
土曜日は天気がよく暑い日となりましたが、元気に活動を行いました。
公民館に集合し、アイスブレイクをした後、おさごえ山に徒歩で出発。
途中の道端でミント、柿の若葉などを積みながら、
おさごえ山のふもと付近に登り、ふき、三つ葉、よもぎ、ぜんまいなどを採りました。
これはミント。おさごえ山の途中の道端にいっぱい群生しています。
おさごえ山の中を10mほど登ったところ。道なき道を登ります。
これが「ふき」。特徴はくきの根元が赤いこと・・とリーダーが説明します。
ぜんまいは少し高い場所にあり、肩車をしたり、
よじ登ったりして協力しながら一生懸命採っていました。
あーっ、ぜんまいだ!見つけて採るのはとっても楽しい!
ゼンマイ、三つ葉、ふき、ヨモギ、ミントなどを収穫。
収穫した野草を持って公民館に戻り、少し休憩。
大ホールでごろんと寝転んで、高くなった体温を下げた後、
調理室に集まり、シニアとリーダーが天ぷらを揚げていきました。
かりっと揚がったアツアツの野草天ぷらを、おそるおそる食べてみるスカウト。
でも、美味しい!と次々に野草を食べてみます。
ちゃんときれいに洗って、水気をふきとります。
天ぷらを次々に食べてみるスカウト達。
食べ終わった後は大ホールに戻り、ふりかえりタイムです。
食べることができる野草の名前と、どんな味だったかを書いていきました。
「最初は美味しかったけど、だんだん、苦い味がした。
「カリカリして美味しかった」
など、感想を発表してくれました。
そして、リーダーから春の野草は苦みがある、アクがあるということを聞きました。
野草のアクは、虫や動物から身を守るためという理由があります。
そして、野草の苦みは毒素を出したり、体に刺激を与えたりする役目があるそうです。
アクの強い野草は、アク抜きをして調理して食べるという話も聞きました。
今日は、そんな日本の春の味を体験した集会でした。
野草天ぷらは28団の恒例の春の活動で、スカウト達も大好きです。
私たちの社南地区は住宅街ですが、すぐそばに山や川もあり自然豊かなところです。