今日は社会福祉協議会の方との交流会を兼ねた活動でした。
毎年、一年に一度、協議会の方とスカウト達が交流させていただきます。
今回は「日本の伝統文化にふれよう」です。
まずは日本のもったいない文化の代表である風呂敷の結び方を学びました。
風呂敷の結び方の冊子をもらい、いろいろなものを包むことができる風呂敷は日本独特の文化であること、大きいものも小さいものも余分な空間を作ることなく包めるので、とても効率が良い道具であることを知りました。
キャンプや修学旅行などに衣類を包んで持っていくと、量が増えても減っても包み方の工夫で上手に片づけられます。
また、祝儀袋を包むこともでき、たたみ方でお祝い事やお葬式など、用途が違うことも知りました。
さて、お話しを聞いた後にスカウトは持ってきた風呂敷(大きめの布)と空の箱で包み始めました。結び方はいつも練習している「本結び」です。
箱の他に、びんや缶類を包んでみました。風呂敷だけでバッグを作ることもできるとても便利な身近な道具です。
次にOリーダーが持ってきて下さった着物を着てみました。
振袖、訪問着、アンサンブルなどいろいろな着物があることを知りました。
そして、希望するスカウトにその着物をリーダーが着付のお手伝いをして、8名ほどが着物を着る体験をしました。
社会福祉協議会の方の1人が呉服店にお勤めだったということで、着付のお手伝いをして下さいました。
その着物を着たまま、お抹茶のお手前をいただきました。
着物を着た6年生のスカウトはお菓子を運んだり、お茶を運ぶお手伝いを担当しました。
甘いお菓子(実は虎屋のようかん・・・で超豪華でびっくり!)とお抹茶を味わって、
無事に交流会は終了しました。
自分でお茶を立ててみたいと希望するスカウトがいたので、
Oリーダーに教えていただいて茶筅でお茶を立ててみました。
スカウト活動の後の1時間、6年生はジュニア旅行の2回目の話し合いでした。
毎年、春休みのジュニア旅行は6年生が主体となって企画・実施を行います。
日帰り旅行ですが、6年生が引率リーダーと4年生、5年生スカウトを連れていく旅です。
金沢の街のどこへ行くかを決め、そのルートを考えました。
そして、それぞれが施設までの道を調べて皆を案内する役割を決めました。
次回はそのルートから時間を割り出して日程表を作り、しおり作成に入ります。
この時期は6年生だけの別活動ですが、皆とても楽しそうです。