防災マイスターになろう!
今日は防災マイスターになろう!集会でした。
ガールスカウトでは災害に備えて、日頃からできる防災スキルを身につける活動をしています。
最初のアイスブレイクは「大声を出そう」です。
まずは「あー!」と大声を全員で出します。
その後、「助けてー!」「逃げろー!」「火事だー!」「危なーい!」などを大声で出す練習をしました。
逃げる時や助けてほしい時、火事を知らせるなど、大きな声で叫ぶことはとても大事です。
1つ目は「公民館の防災パトロール」でした。
公民館内の各部屋をグループ毎にパトロールし、その部屋で地震が起きたらどこが危ないか、
なぜ危ないか、その部屋で一番安全と思われる場所はどこかなど話し合いながら6か所を回りました。
終わった後、全員で共有です。
窓ガラスが割れてしまった部屋から室外へ逃げようとする時はどうやってガラスの床を歩くのか、
安全な場所の条件はどんなことかなど、みんなで一緒に考えました。
図書室は四方に物が多くて落ちてくるからとっても危険だとスカウトが指摘しました。
気がついた危ない箇所を書きとめました。
全員で施設内の危険個所を共有。図書室と調理室は最も危ないと認識しました。
2つ目は簡易トイレを作りました。
段ボール、新聞紙、ゴミ袋、ガムテープなどを使って写真を見ながら、パトロールで協力して作りました。
それぞれ丈夫なトイレや和式風の小さいトイレなど、工夫してできあがりました。
またトイレを使用する時、そのままでは周囲に見られてしまって恥ずかしいので、
パーテーションで隠すと安心して使用できるねと、リーダーが段ボールでパーテーションを作りました。
ジュニアの簡易トイレ作り。
6年生ジュニアの簡易トイレ。しっかりときれいに作りました。
パーテーションで囲った簡易トイレ。これなら安心して使用できます。
段ボールは工夫次第でトイレ、パーテーション、ベッドなどいろいろなものができますね。
この簡易トイレは、一度作る経験をすると覚えているそうなので、
いざという時にスカウトが家族にアドバイスができるのではないかと思います。
3つ目は部屋を移動して防災かるた、使用済み切手収集箱作り、シンキングデイの寄せ書きを
3パトロールがローテーションで作業しました。
防災かるたは、取った絵札書いてある説明を読み上げながら遊びました。
防災かるたは競争もあって、楽しみながら防災の知識を身につけていきました。
使用済み切手収集箱を作りました。学校や自宅、保護者の会社などで集めていきます。
1パトロール毎に防災かるた競争。枚数が少なくなるとエキサイトしました。
京都68団からとっても可愛いシンキングデイのカードが届いたので、スカウト達に紹介し、
私たちもシンキングデイのお祝いとして寄せ書きを作ることにしました。
これは後日、京都の団に届けようと思います。
最後にリーダーから宿題が出ました。
緊急避難カードを持って帰り、家族会議をして家族が集まる避難場所を記入したり、
保護者の電話番号や勤務先などを書いてくることです。
これがきっかけで家族全員で防災について考えていただけたらと思います。
ガールスカウト28団では年間を通して防災学習活動を行っています。
これは今年度だけでなく、毎年、繰り返し取り組まなくてはと思っています。
防災は先入観のある大人よりも、子どもたちの方が先導できると言われています。
スカウト達にはぜひその役割りを担ってほしいなと願っています。
3時間の集会の後、6年生はもう1時間残って3月のジュニア旅行の計画3回目です。
電車時間を決めて、集合時間、参加費、服装などを考えました。
いよいよ次回はしおり作り。
しっかりと準備して、他のジュニアたちを連れて行ってくれるでしょう。