若狭キャンプに行ってきました
9月21日〜23日、若狭青少年自然の家に行ってきました。
28団と4団の合同キャンプを予定していましたが、台風が近づいているということで、
ブラウニーの多い4団は前日夜に参加を取りやめたので、28団の単独キャンプとなりました。
21日朝、本格的な雨の中で集合しバスで出発。
海プログラムはできないかな・・・と思いながら始まりましたが、
若狭到着から雨も少ししか降らず、
予定していた海プログラムを行うことができました。
●いかだ作り(ジュニア以上)
浮きがついた土台2台と丸太、ロープを使っていかだを2組作りました。
1つはジュニア、1つはシニア・レンジャーとヤングリーダー。
角縛りのような結び方で丸太を10本ほど固定し、海へ漕ぎ出すプログラムです。
浮きや丸太を倉庫から運び出すところから、最後の後片付けまですべて自力で行いました。
リーダーはロープの結び方を教えただけです。
自分たちで作ったいかだに乗りたい一心で、全員で声をかけながら海へ漕ぎ出した時は
大きな歓声があがりました。
そして、海に出たいかだを見て、磯遊びをしていたブラウニーたちが砂浜の方に走ってきて
一緒にいかだに乗せてもらいました。
●磯遊び(ブラウニー)
ブラウニーはタイトロープという岩場でグラスコープを使って磯観察でした。
ヒトデを捕まえたり、ウミヘビを見たりしました。
でもジュニアが作っているいかだが気になってしかたがありませんでした。
遠くからジュニアが作る様子を見ていたようです。
●若狭塗り箸(全員)
22日午前中に若狭塗り箸を作りました。
あらかじめ作ってある塗り箸をサンドペーパーで丁寧にこすって、模様を出していきました。
赤と黒の2種類を選び、水をつけながら一生懸命にお箸を研いでいました。
●野外炊飯
島の越という炊飯場で10時半から豚丼と味噌汁を作りました。
材料、炊飯道具をリヤカーで倉庫から取りだし、炊飯場まで持って行って作りました。
全員が役割り分担しながら、手早く作って昼食にしました。
●シーカヤック(ジュニア以上)
2人1組でカヤックに乗りました。
50Kg近くあるカヤックを4人ずつで浜辺まで運び、パドルの操作を練習した後、
カヤックに乗り、遠くの岩場まで海のハイキングを楽しみました。
最初はバラバラだったパドルの漕ぎ方も、1時間30分ほど続けて戻って来る時は、
バディとの息もあってスイスイと進んでいくまでに上達していました。
もっとずっと乗っていたかったようです。
●カヌー(ブラウニー)
3人乗りのカヌーを一艇使って、リーダーとカヌーを楽しみました。
教えてくれる人はいないので、ブラウニーとリーダーで工夫しながら
波にもまれつつ交替で乗りました。
最後にリーダー3名で乗ったらバランスを崩して転覆してしまいました・・
●キャンドルサービス
プレイホールにて22日夜にキャンドルサービスをしました。
パトロール毎にスタンツを行いました。
劇をしてくれたパトロールは「浦島太郎のその後」。
ハピネスダンスやガールスカウトダンスもみんなで踊りました。
●クラフト
23日午前はクラフトタイム。
今回は海にちなんだクラフトを含めた3種類。
●「99」の文字作り
キャンプ期間中、ガールスカウト日本連盟99年目のキャンペーンの数字の
「99」を作ろうというミッションをスカウトにお願いしました。
最後に全員で浜辺で「99」の一文字を作りました。
●若狭海浜自然センター
少年自然の家を出発した後、若狭海浜自然センターに寄りました。
海の生き物の3D映像を見た後、館内のクイズラリーをして、
魚に触ったり、エサをあげる体験をしました。
ドクターフィッシュの水槽に手をつけるコーナーも大人気でした。
リーダー達は疲れた足を足湯でほぐしていました。
23日午後5時に福井に到着し解散しました。
事故やケガもなく海のプログラムをたくさん体験し、笑顔がいっぱい、
歓声がいっぱいの若狭キャンプでした。
スカウト達の「まだ帰りたくなーい!」という言葉を聞いて、
少し遠いけれど連れてきてよかったと思いました。
こんなに楽しい体験なら団で3年毎に来てもいいかも・・と密かに思っています。
そして、この若狭青少年自然の家で、
2年後の2021年8月にガールスカウト日本連盟100周年記念国際キャンプが
開催されることが決まっています。
ジュニア6年生はシニア2年になっている年です。
6年生にその話をすると、「えっ、ほんと?絶対に参加する!」と言っていました。